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SFセミナー2005 合宿企画

[カテゴリ:SFセミナー2005]

SF映画の部屋 ユージン・ルーリーと海を越える怪獣映画

出演/添野知生

映画ネタの合宿企画がまるでないのも寂しいなあ……とぼやいているだけでは仕方がないので、今年は自分でやらせてもらうことにしました。まあ、『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』関連の企画をやった時のことを思い出しても、そういうのを聞きたい人は僕だけじゃないと思うので。
最初は、SFマガジンに毎号書いているような種々雑多な新作映画について話そうかと思ったんですが、それではあまりに安直すぎるので趣をがらりと変えて、古い映画の話をすることにしました。具体的には『原子怪獣現わる』(1953)の監督ユージン・ルーリーの足跡を中心に、米・英・日の映画界のアイデアのキャッチボールを見てゆく内容になる予定です。
生産的なツッコミは大歓迎ですので、SFと映画の歴史の絡まり具合に興味のある方はぜひのぞきに来て下さい。(文・添野知生)

春の新作アニメめった斬り!

ごめん「めった斬り!」は言ってみたかっただけ! 実際斬るけどね。毎年恒例、春アニメ新番組総解説の部屋です。新番組の見どころやインプレッションを語り合う怒濤の一時間半です。
今年も新作アニメは春爛漫! 大出血! 大サービス! 大増量! 合体ロボだって美少女だってオオカブトだってどんと来い!
一方でSF以外のアニメが豊作の予感!? SFアニメもがんばってます! ええと、ダイソン球とか。ちなみに合唱は厳禁ですからね!(文:タカアキラ)

ほんとひみつ

出演/牧眞司、彩古、北原尚彦、天野護堂、日下三蔵、代島正樹

奥深き本の世界を垣間見たくば、さあ、キミも「ほんとひみつ」の扉を叩いてみよう。今年も本にまつわるひみつ話にクギヅケだぞ!
そうそう、96年にスタートした「ほんとひみつ」が10回目を迎える、ということはひみつだ。(文・代島正樹)

米澤さんと遊ぼう!

出演/米澤嘉博、他

昨年の本会のゲスト、米澤嘉博さんが今年もセミナーに遊びに来るよ!
今年はコミケット誕生30周年。SFやマンガや発禁図書や同人誌の現在・過去・未来について、酒飲み話でワイワイやりましょう! 今年発刊のコミケの記録集『コミックマーケット30'sファイル』の発売もあるよ。何の話が飛び出すか、来てのおたのしみ。(文・井手聡司)

最強の文学

出演/永田弘太郎、牧眞司

最強の文学! それは何か?
最強の文学! それは――
脳髄を励起する磁場。心の琴線を掻きむしる衝撃。全身の神経を燃やす稲妻。
ついに実現する異種混合文学王座決定戦。SFセミナーの夜を刮目して待て!(文・牧眞司)

詳細はこちら→最強の文学
「うーむ!」と腕組みしそうな「推薦図書リスト」あり。

これがSFだ!2004年マイ・ベストSF

出演/塩澤快浩、近藤亘、鈴木力

今年で3回めになる、SFセミナー独自の投票企画。今年は、合宿企画中にまともに集計してみることにしました。結果やいかに? SFマガジンの塩澤編集長、元(近)さん、セミナースタッフの鈴木力をゲストに、その投票内容をついて、いろいろ語り合いたいと思います。
ところが、4月16日現在、参加者の投票がひとつもありません。しくしく。当日投票も受け付けているので、ぜひよろしく。(文・柏崎玲央奈)

詳細はこちら→これがSFだ!〜2004年マイ・ベスト

浅暮三文改造講座その2「直木賞をねらえ!」

出演/浅暮三文、倉阪鬼一郎、ほか交渉中

前回の真剣な議論と提案のおかげをもって(?)その後推協賞まで取ってしまった浅暮三文氏。玄人受け作家へまっしぐら、はたして念願のベストセラー作家になれるのか。そして、さらなる文学賞を取るにはどうしたら!? 直木賞ならこんなん書け、とかブッカー賞ならどうこう、とか。またみんなで考えよう!(文・尾山ノルマ)

2005年上半期海外SFベスト(仮)

出演/向井淳

ワールドコンに行こう!

出演/野田令子

ワールドコンは楽しいぞ! みんなぜひ行こう! え? 行きたいけど暇がない? お金がない? 英語ができない? どうしていいかわからない?
ご安心を。これはそういうあなたのための企画です。
ワールドコンの伝道師・野田令子が、休暇・資金の問題から、航空券・宿の取り方、憧れの作家との英会話、果ては会期中の食事まで、ワールドコンに参加するために必要な実践的知識とワザを伝授致します。これを聞いて今年はグラスゴー、来年はLAだ!(文・鈴木力)

SFファン交流を考える会出張版〜現役大学生に聞く・イマドキのSF研事情〜

ファンダムの先達にお話を伺う、という趣旨で始まったこのファン考。でも頑張っているのは先達ばかりでなく、若い人だって同様だ。大学でSF研や文芸サークルに入っていれば誰もが接する楽しみ、苦しみ。前者なら会誌が完成した時の達成感や夜通し飲み歩くコンパ。後者なら資金繰りや新入生の確保、あるいは口うるさい卒業生(あわわ……)とか。そんな現役生の生の声を拾ってみたい、というのがこの企画です。この原稿を書いている時点では、東大新月お茶の会、東洋大SF研、名大SF研が参加、東大SF研、お茶大SF研、京大SF研、日大SF研が交渉中。もちろん飛び入りも大歓迎です。(文・鈴木力)

第4回Sense of Gender賞討論会

こんにちわ。ジェンダーSF研です。ジェンダーSF研究会は、SF関連作品のなかに性差という視点を導入することによって、新世界を探求し、楽しもうという趣旨のもとに、2000年に発足されました。Sense of Gender賞は、前年1月1日から12月31日までに発表されたSF&ファンタジー関連作品を対象に、性差というテーマを探求し深めたものに与えられるものです。わたしたちジェンダーSF研究会が主宰しています。海外では、1991年に同様の趣旨で設立されたジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞があり、ジェンダーSF研究会は、その主催者たちと連絡をとりあいながら、活動しています。SFセミナーでは、今年度の候補作をもとに、それら作品についてジェンダー的な視点から語り合います。興味をお持ちの方は、ぜひお立ち寄りください。(文・柏崎玲央奈)

SFファンのための やさしい☆ライトノベル

出演/三村美衣

面白い小説はなんでも読みたいと思うのは、読書人なら誰でも考えること。ましてSFファンたるもの、「あれはSFだよな」というウワサを聞き付ければ読んでみたいと思うのは、まさにSFファンのサガというものでしょう。
とはいえ、「ライトノベル」というのはちょっと手強かった! いざ本屋に行ってその数の多さと表紙の鮮やかさに怖じけづき……。
ここは、ライトノベルについて指針を与えてくれるカウンセラーがほしい!
そこで本企画では、SFファン4名に読書歴・好みの作品などについてアンケートを敢行。その回答結果を元にして、「こういう読書歴の人には○○がお薦め」「こんな作品がすきなら××もいいだろう」などカウンセリングを行い、お薦め作品のリストを作っていきます。
主任カウンセラーは三村美衣さん。副主任はライトノベルに詳しい参加者の皆様です。逆にライトノベルの森で迷って、カウンセリングを受けたいという方もぜひお越し下さい。きっとお役に立つと思います。(文・牧紀子)