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SFセミナー2022企画紹介

本会企画 

オクテイヴィア・バトラーが開いた扉

昔SFは男の読み物と思われていました、それも白人の。SFに出てくるのは白人の英雄たち、彼らが宇宙に出て囚われのお姫様を助け出し片手に抱えてレーザー銃かなんかを構えている、そんな表紙のパルプマガジンが何冊あったことか。でも女だってSFは読むし、肌の色なんてのも関係ない。そんな二重の扉を開いたのがオクテイヴィア・バトラーでした。
彼女の開いた扉から性別も人種も国籍も関係なく多くの作家が世界へ羽ばたいたのでした。
そんなオクテイヴィア・バトラーと彼女の後に続く、最近の作家のことを小谷真理さんと橋本輝幸さんのお二人に対談していただきます。(文責・立花)

●小谷真理
●橋本輝幸

ゲンロンSF新人賞の世界(仮題)

2016年に第1期を開講したゲンロンSF創作講座は、今年で第6期を迎え、これまでに多くの才能を世に送り出してきました。注目の新人・若手作家の名前を見ていくと出身者の名前のない方が珍しいくらいです。今回のセミナーでは第1期より主任講師を務める大森望さんのほか、ゲンロンSF新人賞出身者で他の媒体でも活躍中の方々に、受講当時のエピソードをはじめとして、創作を始めたきっかけや、今後の活動にかける思いなどを伺います。(文・鈴木力)

●大森望(おおもり・のぞみ)
書評家・翻訳家・SFアンソロジスト。著書に『SF観光局』(河出書房新社)、訳書にテッド・チャン『息吹』(早川書房)、編著に『SFの書き方――「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録』(早川書房)、『NOVA』シリーズ(河出文庫、日本SF大賞特別賞・星雲賞自由部門受賞)など。
●天沢時生(あまさわ・ときお)
作家。創作講座第1期・第2期を受講し、2018年「ラゴス生体都市」で第2回ゲンロンSF新人賞を受賞、19年「サンギータ」で第10回創元SF短編賞を受賞。近作に「ショッピング・エクスプロージョン」(『SFマガジン』22年2月号)など。
●麦原遼(むぎはら・はるか)
作家。創作講座第2期を受講し、2018年「逆数宇宙/the Reciprocal Universe」が第2回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞、同作の改稿版がゲンロンSF文庫より刊行され商業デビュー。近作に「カーテン」(日本SF作家クラブ編『2084年のSF』ハヤカワ文庫JA)など。
●琴柱遥(ことじ・はるか)
作家。創作講座第3期を受講し、課題提出作を改題・改稿した「讃州八百八狸天狗講考」が『SFマガジン』2019年6月号に掲載され商業誌デビュー。同年「枝角の冠」で第3回ゲンロンSF新人賞を受賞。近作に「風が吹く日を待っている」(『SFマガジン』22年4月号)など。
●斧田小夜(おのだ・さよ)
作家。創作講座第3期を受講し、2019年「飲鴆止渇」で第10回創元SF短編賞優秀賞を受賞、同年「バックファイア」で第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞を受賞。22年7月に初の単行本『ギークに銃はいらない』(破滅派)を上梓。
●鈴木力(すずき・ちから)
ライター・SFセミナースタッフ。

小田雅久仁インタビュー(仮)

昨年11月に刊行された『残月記』が話題の小田雅久仁氏をお迎えするインタビュー企画。デビュー作である異色のファンタジー『増大派に告ぐ』、続く第二長編『本にだって雄と雌があります』は本好きのツボを押さえたユーモアファンタジー、そして全く趣の異なる三篇から成る連作集『残月記』と毎回新たな顔を見せる小田雅久仁氏、その世界に迫ります。(文責・新井勝彦)

●小田雅久仁
1974年宮城県生まれ。関西大学法学部政治学科卒業。大阪府在住。2009年『増大派に告ぐ』で第21回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。12年の『本にだって雄と雌があります』で第3回Twitter文学賞国内編第1位を獲得。
●香月祥宏
1976年生まれ。レビュアー。SFマガジン「SFブックスコープ」で国内作品を担当。

タイムテーブル

時間
13:00開演
13:15〜14:15オクテイヴィア・バトラーが開いた扉
14:15〜14:30休憩
14:30〜15:30ゲンロンSF新人賞の世界(仮題)
15:30〜15:45休憩
15:45〜16:45小田雅久仁インタビュー(仮)

合宿企画