SFセミナー2006 企画紹介
本会企画
超SF翻訳家対談 10:45〜11:45
出演:浅倉久志、大森望 司会:高橋良平
今年はスゴイ年となりました、いや、間違いなくそうなります! 3月に大森望の翻訳の秘密をまとめた名コラム集『特盛! SF翻訳講座??翻訳のウラ技、業界のウラ話』 が刊行され、さらに夏にはSFファンが夢にみたエッセイ集!『浅倉久志エッセイ集(仮)』刊行を予定しているのですから。こんなスゴイ翻訳家に加え、「戦後SF出版史」連載中の高橋良平司会の翻訳家対談となれば、こりゃ、SF翻訳家の全ての謎が解き明かされること間違いなしでしょう!(文・牧紀子)
「異色作家を語る〜国内作家編〜」 12:35〜13:35
出演:牧眞司、長山靖生、日下三蔵 司会:代島正樹
奇妙な味の傑作を生み出す短編の名手達を語る第2弾! 昨年好評だった「海外作家編」に引き続き、今年は国内作家の魅力を語り倒します。日本の異色作家の系譜や評価の歴史、海外の異色作家からの影響、異色作家とジャンル意識、現在の出版状況などなど……。また、昨年の海外篇と同じく、出演者それぞれが20冊ずつ「私が偏愛する異色作家短篇集」を選び、発表したいと思います。乞期待! (文・井手)
出演者に挙げていただいた異色作家リストをSFセミナー2006 異色作家リストにて公開しています。
ウブカタ・スクランブル 13:45〜14:45
出演:冲方丁、柴田維(TOE) 司会:三村美衣
冲方丁って何者!?名前を知らないSFファンもいないけれど、10代でデビューして既に10年のキャリアを持ち、日本SF大賞の受賞歴もある中堅小説家で、漫画の原作を書き、アニメの脚本家として鮮やかな手並みを披露し、『冲方式ストーリー創作塾』では作家志望者向けでなく、すべての人に向けて小説指南書を執筆する冲方丁の事を完全に理解している人もいないに違いない!
一体何者なのか? 今年のセミナーでは冲方丁自身に語ってもらう予定です。お楽しみに(文・タカアキラ)
ワン・ヒット・ワンダー・オブ・SF 15:05〜16:05
出演:ジーン・ヴァン・トロイヤー、中村融、東茅子、小川隆
いまだに短篇が大きな意味と役割を果たしているジャンルはSF以外にない。SFの歴史をたどっていくと、トム・ゴドウィンの「冷たい方程式」をはじめ、たった一つの短篇で歴史に名をとどめた作家がごろごろいることがわかるだろう。おまけに奇想コレクションや異色作家短篇集の復刊など、短篇だけは刊行も順調だ。古今の特徴ある短篇を思い出し、SFにとって短篇にどのような意味があるのかを考えてみよう。おまけに、今年はバイリンガル企画。ゲストには日本SFの英訳でも知られる評論家ジーン・ヴァン・トロイヤーさんを迎える。(文・小林)
『SFマガジン』等の予告と一部の出演者が変更になりました。ご了承ください
これがSFだ
恒例となりました「これがSFだ」ですが、今年は昨年目までの投票から変更し、大きな張り紙に書き込む掲示板方式といたします。お題は、基本的には昨年のSF作品への感想、意見ですが、そのほかにも「あのベストテン結果はどうよ」「この作品、こんなに面白いのに、なぜだれも騒がないの?」「萌えイラスト」その他もろもろをご自由にお書きください。書き終わった掲示板は合宿で掲示いたします。それを肴にしたご歓談もお楽しみください。(文・新井)
合宿企画
合宿は18:00より開場、19:00より開会の予定です。
下記の企画等が進行中です。ご期待ください。
- SF映画の部屋2
- 日本ジュール・ヴェルヌ研究会、設立懇談会および入会案内
- 浅倉久志を囲む部屋
- ほんとひみつ
- かつて、ぼくの夜はSFだった。
- SFファン交流会出張版−読書会を考える−
- ジェンダーSF研究会の部屋
- 追悼スタニスワフ・レム
- やしろハカセとれいこタンのタダシイ生物学
- アニメの部屋
- 海外短編SFの部屋