SFセミナー2001 企画詳細
本会(昼の部)/合宿(夜の部)

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SFセミナー特別篇:カナダSFの世界のページへ行く

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Daytime Program(出演者名敬称略)

『SF』とのファーストコンタクト - 瀬名秀明、SFに対するアンビバレントな思いを語る -

出演/瀬名秀明







  瀬名秀明が『パラサイト・イヴ』でデビューしたとき、SFファンからの反応は毀誉褒貶半ばする複雑なものでした。SF的な作品がホラーというレーベルで出版されることへの戸惑い。「あれはSFではない」「いや、SFだ」という論争が、作者の意図とはかけ離れたところで展開していたのは記憶に新しいところです。今回の講演では、瀬名秀明自身の感じているSFへの違和感、そしてSFファン側の感じている瀬名秀明への違和感を掘り下げていきます。さらに、今SFは本当に売れていないのか、売れていないならなぜそうなのか、編集者へのインタビュー結果もまじえて語って頂く予定です。
 瀬名秀明が、「SF」への率直で真摯な思いを語ります。

newアンケートは締め切りました。ご協力、ありがとうございました。この結果は当日に!

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アンソロジーの新世紀

出演/中村融、山岸真、伊藤靖(河出書房新社)、小浜徹也(東京創元社)




 2000年は、翻訳SF界に新たな展開が見られた年となりました。ひさびさに日本オリジナル編集のSFアンソロジーが、しかも立てつづけに刊行されたことです。8月には『影が行く』(中村融編/創元SF文庫)が、そして11月からは全6巻の《20世紀SF》(中村融・山岸真編/河出文庫)が刊行開始。どちらも定番の名作をはじめ、懐かしく、今では入手困難な作品が盛りだくさんです。今回は編纂者のおふたりに加え、担当編集者もお招きし、舞台裏にせまります。

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SFにおけるトランスジェンダー(性別越境)
−日本におけるジェンダーSFへの期待をこめて

 

出演/三橋順子 聞き手/柏崎玲央奈

企画紹介  ハードSF作家、谷甲州の描いた『エリコ』は、その意外性も手伝って、SF界に大きな衝撃を与えました。でも、現実のトランスジェンダー(性別越境者)の目には、『エリコ』の世界は、果たして、どのように映るのでしょう?
 昨年、「女装の大学講師」として話題になった性別越境論と女装の社会史の研究者、エフィンジャーの《ブーダイーン》シリーズがお気に入りという、三橋順子さんをお招きして、トランスジェンダーの登場するSF作品などを紹介しながら、SFにおけるジェンダーとセックスを解読していただきます。(文責・柏崎)

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レキオス、翔ぶ    池上永一インタビュー(仮)

 

出演/池上永一、聞き手/鈴木力

企画紹介  西暦2000年、日本のSF界に一羽の巨大な鳥がはばたいた。その名は『レキオス』。沖縄の幻想から現実、シリアスからスラップスティック、真摯な祈りから下ネタまであらゆる物語のスペクトルをつめこんだ作風は広く読者の注目を集め、果たせるかな同書は日本SF大賞の候補に推され、『SFが読みたい! 2001年版』でも2位にランクされた。今回のセミナーでは『レキオス』の作者である池上永一氏を迎え、圧倒的な物語世界の秘密を探る。

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Nighttime Program

企画名、出演者一覧 (以下敬称略、順不同。各企画の詳細は、当日配布致しますパンフレットを参照下さい)
 「ヨコジュンのハチャハチャ青春記」ライブ版!     出演/横田順彌 ご案内/牧眞司
 ほんとひみつ はりまぜスペシャル     ご案内/小浜徹也、代島正樹、牧眞司
 瀬名秀明先生のSFに対するアンビバレントな思いを聞いて ご案内/(しばしお待ち下さい)
・ マターリといきましょう! SFファン同士、語り合う部屋 ご案内/(しばしお待ち下さい)
 眼鏡、ドイツ、変な生き物 ―― 西川魯介の部屋 ご案内/大森英司、鈴木力、林哲矢、福井健太
・ こんなSF入門はイヤだ! 出演/阿部毅、小谷真理、巽孝之
・ 海外SF同好会「アンサンブル」の部屋 ご案内/海外SF同好会「アンサンブル」
・ 海外SFアンソロジーの部屋 出演/大森望、山岸真、水鏡子、大野万紀 ご案内/牧眞司
・ 若手SF者生活実態調査 ご案内/向井淳
 21世紀アニメの部屋 出演/日下三蔵 ご案内/須藤英司
・ ジェンダーSF研究会(略してG研)の部屋 (詳細は以下を参照↓) ご案内/柏崎玲央奈、工藤央奈、小谷真理
ゲスト/阿部毅、塩澤快浩、冬樹蛉
 そういうわけで(詳細は合宿当日!)、ジェンダーSF研究会(略してG研)を立ち上げることになったわれわれプレゼンツ、企画第1弾! ジェンダーSF読書会だっ! 課題図書について(ジェンダーに関係)あることないこと、語り合いましょう。女だけではさびしいので、豪華ゲスト、ハンサムどころもちゃんとお招きいたしました。
 ジェンダーっていったい何?? とかあまり深く考えず、以下の課題図書を読んでいたり、興味がおありの方は、ぜひいらして下さい。お待ちしてまーす。(文・柏崎玲央奈)

課題図書:キャサリン・アサロ《スコーリア戦史シリーズ》/エイミー・トムスン『バーチャル・ガール
       ニコラ・グリフィス『スロー・リバー』/岡本賢一『それゆけ薔薇姫さま!』/谷甲州『エリコ

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